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ファーストビューは、情報を絞って伝える

サービスや実績をファーストビューへ詰め込むほど、伝えたい内容がぼやけます。最初の1画面で優先する情報と、次の行動へつなぐ組み立て方を解説します。

ファーストビューは、情報を絞って伝える

WebサイトやLPのファーストビューを作る時、サービス名、実績、強み、対応領域、キャンペーン、問い合わせボタンまで、一度に見せたくなるものです。しかし、情報を追加するほど、読み手が最初に受け取るメッセージはぼやけやすくなります。

ファーストビューの役割は、すべてを説明することではありません。自分に関係のあるページだと理解してもらい、次を読み進める理由をつくることです。ここでは、最初の1画面で優先する情報と、整理の進め方を解説します。

最初の1画面は、説明を完結させる場所ではない

ファーストビューだけで契約まで判断してもらおうとすると、載せる情報は際限なく増えます。けれども、初めて訪れた人が最初に確認したいのは、細かな機能や会社の沿革ではありません。

まず知りたいのは、「誰のためのサービスか」「どんな課題を扱うか」「この先を読む価値があるか」です。ここが伝われば、支援内容、実績、料金、会社情報は下のセクションで順番に確認してもらえます。

反対に、最初から説明を完結させようとすると、重要な言葉と補足情報が同じ強さで並びます。読み手は何から見ればよいか分からず、ページの価値を判断する前に離れてしまいます。

情報が多いほど、判断の順番が見えなくなる

情報量そのものが問題なのではありません。どの情報を先に読み、次に何を確認すればよいか、視線と判断の順番が設計されていないことが問題です。

次のような状態がある場合は、ファーストビューの役割が分散しています。

  • 見出しと補足文の内容が重複する
  • 実績、特徴、キャンペーンが同じ強さで並んでいる
  • 問い合わせ先が多く、行動に迷う

特にスマートフォンでは、表示できる範囲が狭くなります。PCで一画面に収まっていても、SPでは見出しの途中で画面が埋まり、サービス名やCTAまで届かないことがあります。

また、広告から初めて訪れた人と、会社名を検索して訪れた人では、持っている前提情報が異なります。どの流入でも同じ説明を増やすのではなく、最初に共通して必要な理解だけを残し、詳しい情報は下層へ分けます。

残す情報を4つに絞る

ファーストビューを整理する時は、デザインを変える前に文章の役割を分けます。基本となるのは、次の4つです。

  1. 誰に向けたページか
  2. どんな課題を扱うか
  3. 何を提供するか
  4. 次に何をしてほしいか

この4つを一文へ詰め込む必要はありません。見出しで対象と変化を示し、短い補足でサービスの範囲を伝え、最後に一つのCTAを置けば、読み手は順番に判断できます。

削る基準は、重要かどうかではなく、今この場所で必要かどうかです。信頼を支える実績や詳しい機能も大切ですが、最初の理解に不要なら次のセクションへ移します。

CTAは一つの行動を中心に置く

資料請求、問い合わせ、無料相談、電話、LINEなど、複数のCTAを同じ強さで置くと、選択肢は増えても行動しやすくなるとは限りません。読み手の検討段階に合わせ、中心となる行動を一つ決めます。

まだ比較を始めたばかりの人が多いなら、サービス資料を中心に置き、相談は補助導線にします。具体的な課題を抱えて訪れる人が多いなら、相談を中心に置き、資料は詳しく知りたい人向けに分けます。

ボタンの文言も「詳しくはこちら」だけではなく、押した後に何が分かるかを示します。行動の先を想像できる言葉にすると、読み手は自分の目的と照らして選びやすくなります。

スマホ幅で優先順位を確認する

ファーストビューの見直しは、PCの見た目だけで終わらせません。画面幅が狭いSPで確認すると、文章の長さや情報の優先順位がより明確になります。

  1. 見出しで対象と価値を伝える
  2. 補足文の役割を一つに絞る
  3. 一画面内で次の行動が見えるか

さらに、見出しの末尾が1〜2文字だけ残っていないか、画像が文章を押し下げていないか、CTAが他の要素に埋もれていないかを確認します。必要なら言葉を短くし、装飾や実績表示を下のセクションへ移します。

commitでは、広告やSNSから訪れた人が、Webサイト上で迷わず次の行動へ進める導線を設計しています。ファーストビューを含むページ全体の優先順位を見直したい時は、サービス資料で支援範囲を確認するか、現在の課題を相談してください。